私の兄は20代から薄毛でした。就職してから薄毛は深刻になってきて30才には50代の貫禄が出ていました。家族はハゲの家系ではなく、父も母も不憫に感じて育毛トニックを仕送りに入れて送ったりしていたくらいです。兄も気にしてはいたようですが、頭も良く専門職についているせいか自信過剰なタイプなのでハゲを認めたくないようです。彼女が出来ないのはハゲのせいだけではないのですが、肩書と収入が上がるとお金目当ての女性が現れるようになったりとウンザリしていました。 時間とお金に余裕が出来て初めてAGAに通い始めたらみるみるうちに髪の毛が生えてきました。 「ハゲてない!」と言われるのは嬉しかったようでダイエットもして、益々自信過剰になってしまったのが難点ですが、薄毛なだけで男として自信を無くしてしまう出来事だったんだなと思わされました。 でも、人に優しくなった兄を見て感じたのはハゲのコンプレックスを埋めるためにお金に走っていた愚かさを気づいていた事です。人に優しい男性は髪の毛の量は関係ないですし、薄毛でそんなに卑屈になるくらいならクリニックでAGAの治療を受けるのもいいと思います。女はそこまで髪の毛の量だけで判断していませんよ。