わたしは26歳の時に職場でのストレスで円形脱毛症になってしまったことがあります。前髪の上の分け目のところだったため、分け目といえば分け目に見えなくもないのですが、100円玉くらいの大きさで目立ってしまう為、その場場所が気になってしまいとても嫌でした。円形脱毛症になった原因は、職場での人間関係がうまくいかなかったことによるストレスです。もともとそりが合わない上司がいたのですが、それまではあまり関わる機会もなく問題ありませんでした。しかし、その年の年度始めから、わたしが現場のリーダーへと昇格し、そりの合わない上司と話す機会が増えたことで日に日にストレスがたまっていきました。嘘の情報を伝えられたり、わたしの休日に無理矢理仕事を入れられることも何度かあり、苦痛を感じていたある日、鏡を見て円形脱毛症があることに気がつきました。

 

最初は分け目かとも思ったのですが、今までに比べると明らかに髪の毛が生えていない箇所が広く、これはまずいと思ってとりあえず病院で診てもらうことを決心しました。梅田にある発毛専門の病院に行くか、どこの病院に通うか迷いましたが、気持ち的な面が解決できれば円形脱毛症も治るかもしれないと思ったのです、心療内科に通うことにしました。先生に話を聞いてもらったり服薬することで半年程でだいぶ目立たなくなりましたが治りが悪かったため、ストレスの原因だった仕事も辞めました。そうしてからは急激によくなり、今では円形脱毛症の面影は全くありません。やはり1番早く治す方法はストレスの原因を取り除くことだと思いました。